2021/09/25
iPhone6sが発表されて、機種変更を考えている人は容量選びに悩んでいるのではないでしょうか。
とくにiPhone5sからの機種変更の方は当時32GBがありましたし、最上位が64GBでした。
iPhone6から32GBがなくなり、128GBが増えたわけですが、どの容量を選んだら良いのか考えていきたいと思います。
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単純に考えれば64GB
5s以前で使用していた方は64GBで良いでしょう。
ただし、以前から64GBモデルを使用していた方は現在の使用量を確認してみてください。
設定 > 一般 > 情報 > 容量・使用可能の項目を見てください。
使ってる最中に容量不足になったりしたことがあれば128GBの方が良さそうです。
特に何も考えなければ、今と変わらない容量で問題ないです。機種変更したからといって、利用方法が変わるわけでもありません。
でも、ちょっと待ってください。
iPhone6sではいろいろと変更点があります。
iPhone6sでの変更点
- iSightカメラ(背面カメラ)が800万画素→1200万画素に変更された。
- FaceTimeカメラ(前面カメラ)が120万画素から500万画素に変更された。
- 4K動画が撮影できるようになった。
- Live Photosという写真の撮り方が増えた。
画像サイズ
そう、カメラの画素数が上がってるのです。
単純に大きさを比較するだけでも下記のような違いがあります。
800万画素のカメラで撮影した写真は1.5MB~3.5MBくらいまで。
1200万画素での撮影だと1.5倍くらいの容量になりそうですので2MB~5.5MBくらいは覚悟しておかなければなりません。
4K動画のサイズ
4K動画が撮影できるのも大きなポイントで、従来はFullHDでした。4Kは縦横2倍ずつ大きくなっています。
縦横2倍ですから、4倍大きくなることになります。当然、容量も4倍くらい大きくなりそうです。
iPhone5sで撮影した動画は1分100MB程度なので、4Kでは4倍の400MBになります。
GIZMODOさんでも1分で375MB必要と書いていますね。
参考 美しさ極まる。iPhone 6sで撮影した4K動画をご紹介 -GIZMODO-
Live Photosのサイズ
Live Photosは写真を撮影する前後1.5秒ずつを音声とともに録画する動画です。
静止画ではありませんので、写真よりも容量は増えます。
Live Photosの容量は静止画の2倍ということですので、4MB~10MBくらいの占有になりそうです。
結論
10分の4K動画で4GB
100枚のLive Photosで1GB
小さなお子さんがいる方はLive Photosは使い勝手が良さそうですのでもっと増えるかもしれません。
普段から写真や動画を撮る方は64GBモデルでも心もとない感じはしますね。
他にもアプリや音楽での占有も考えると、現在32GBで余裕という方はやはり64GB。
64GBモデルで50GBくらい使ってるかなーって方は128GBを選んでおいた方が良い気がしますが、撮った動画をその日のうちにPCへ移動したりすれば64GBでも十分活用はできます。
1日でたくさん動画を撮影したりする場合は確実に足りなくなると思いますが…
16GBモデルは動画を撮らない人、Live Photosをやらない人向けですね。
電話・メール・ネット・SNS程度なら16GBで十分です。
他が高いからといって16GBモデルを選ぶのは致命的に思えますので、それだけは避けてください。
ここまで読んでも迷っているあなたへ
写真アプリを起動してください。
1番下に写真の枚数とビデオの本数が表示されます。
写真は全てLive Photos、ビデオは4K動画として考えると、計算で容量が出てきますよね。
動画は本数よりも分数が大事なので、動画ファイルを探して分数を合計してください。
写真の枚数×5MB、ビデオの分数×400MB
これで写真アプリでの使用容量が計算できました。
次に、設定 > 一般 > 使用状況 > ストレージ管理 へと進んでください。(iCloudの方と間違えないように)
アプリや音楽、写真など容量順に並んでいると思います。
写真アプリの部分に書いてある容量との差を足してあげれば、iPhone6sでの使用状況に近い容量になると思います。