2021/09/25
Surface Penもいろいろと改良されていますよ。
SurfaceペンはSurface3、Surface Pro3でも利用可能です。
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改良された点
1クリックでコルタナ起動
従来のトップボタンのクリックでOne Note起動に加え、コルタナの起動が可能になりました。
コルタナは日本ではまだ導入されていませんので、コルタナを起動することはできませんが、近い将来可能になると思います。(テスト版では既に導入されています)
マグネット式の収納が可能に
収納場所に困っていたSurface Pro3時代のPenにマグネットがついて、本体に収納できるようになりました。
クリップもついていますので、従来のようにType Coverに挟んでおくこともできます。
Pro2時代のようにACの差込口と併用ということもなくなり、充電しながらの収納も可能です。
筆圧が256から1024段階に
筆圧が1024段階認識するようになりました。
より自然な書き味を再現できるようになりました。
Pro2のワコム製ペンが1024段階でした。同じような書き味になってると良いですね。
交換できるペン先キット
別売りになりますが、4種類のペン先が1つのケースに入って別売りされています。
それぞれペン先の太さが異なり2H、H、HB、Bと選択できるようになっています。
標準のペン先はHBです。
替え芯は新しいペン(サイドボタンが1つのもの)のみの対応です。
Pen tip kit(ペン先キット)は10ドルで別売りです。
側面ボタンが1つに
側面ボタンが右クリックのみになりました。
Pro3では側面に右クリックボタンと消しゴムボタンがありましたが、消しゴムがペントップへと移動したため、1ボタンとなったようです。
左が新しいペン、右がPro3のペン
Pro3ペンとのサイズ比較
長さが137mmだったものに対して144mmとなっています。
若干長くなりましたね。
重量も18gから20gと重くなっています。
電池は従来通り単6電池を使用しています。
Bluetooth用のボタン電池のことは仕様には書いてありませんでした。
Bluetooth接続は変わりありませんので書いていないだけのような気がしますがどうでしょうか。
カラバリはシルバー、ゴールド、レッド、ブルー、ブラックの5色
米国オンラインストアではシルバー・ブルー・ブラックの3色だけ表示されていました。
まとめ
改良点を見ているとPro2のペンに非常に近くなった印象です。
ワコム製かどうか気になるところですが、既存のSurface Pro3やSurface3で使用可能なため、従来通りN-Trig製のペンがベースになっていると思います。
N-Trig社はMicrosoftによって2015年5月に買収されていますので、ワコム製のペンを使用する可能性は極めて低いでしょう。
今回の改良点は非常に好感が持てる改良と思います。
絵を描く方には1024段階の筆圧は魅力ではないでしょうか。(ワコム製ペンタブレットを持ってる方には物足りませんが)
今まで純正の替え芯はなかったので保証が切れるとペンを買いなおす必要がありましたが、今回交換用ペン先が別売りされることになり、消耗したペン先を交換することも可能になり、太さも選べるのでより自分好みのペンにすることもできるようになったのは嬉しい変更点ですね。