2021/09/25
AppleがiPhone 7 / 7 Plus、Apple Watch Series 2に日本仕様としてFeliCaを搭載します。
10月から日本でスタート予定のApple Pay、分かりにくかったので調べてみました。
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Apple Payとは
Appleが提供する決済システムで、クレジットカードやプリベイトカードを登録しておくことで、現金やカードを持ち歩かなくても、iPhoneやApple Watchがあれば買い物が出来るというシステムです。
簡単に言うと、Apple版おサイフケータイですね。
iPhone6s以前はNFC対応のチップが組み込まれており、日本ではFeliCaチップが主流のため利用できませんでした。
※Suica・QUICKPay・iD・nanaco・楽天EdyなどはFeliCaを利用しているため
今回、おサイフケータイで普及しているFeliCaがiPhone 7 / 7 Plus、Apple Watch Series 2に搭載されます。(日本国内で販売される端末のみ)
詳しい情報はApple Pay 公式ページをご覧ください。
利用できるクレジットカード発行会社
クレジットカードの種類がMasterCard、JCB、アメリカンエクスプレスで利用できます。
現時点でVISAは登録できません。
上記(画像)の発行会社のクレジットカードで、且つ、アメリカンエクスプレス、JCB、MasterCardであれば登録ができます。
<2016.10.25 追記>
楽天カードの登録も可能になっています。
また、セブンカードもJCB提携カードであれば登録可能です。
<2016.9.15 追記>
上記カード発行会社が提供しているVISAカードは登録できるそうです。
ただし、店頭でのみ使用可能で、アプリやWebなどでは使えないそうです。
使えるサービス
Apple Pay・Suica・QUICKPay・iDのマークがあるお店で使用可能です。
Suicaは前払いチャージ式、QUICKPayとiDは後日クレジットカードから引き落とされます。
Apple Payは登録されているクレジットカードからの支払いになります。
QUICKPay
JCB、au WALLET、オリコカード、クレディセゾン、TS CUBICカード、ビューカード、MUFJカード、楽天カード
iD
イオンカード、ソフトバンクカード、ドコモ dカード、三井住友カード
Apple Payが使える店舗
コンビニ各社、イオン、ユニクロ、ビックカメラとメジャーなお店で利用できます。
Suicaが使えるお店
QUICKPayが使えるお店
iDが使えるお店
この4つのサービスでほぼ大手のお店は大丈夫だと思います。
コンビニ各社、イオン、アピタ・ピアゴ、ドンキ、マツキヨ、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、ユニクロなどなど、かなり使い勝手が良いと思います。
Apple Payのメリット・デメリット
良いところ
複数のクレジットカードとSuicaが登録できることで、カードを持ち歩く必要がなくなりますので、お財布の中もすっきりします。
Suicaでの定期券の更新もチャージもApple Payで行うことができます。
Suicaが使えることで全国のSuica対応の電車・バスなどで利用可能になります。
SuicaやQUICKPay、iDと異なるサービスではありますが、それぞれのカードを作って登録しておけば、何の問題もありません。
悪いところ
1番持ってる人が多いであろうVISAカードが登録ができません。
また、楽天カードも提携していませんので使用することができません。対応しました。
楽天Edy、WAONや、nanacoなどの電子マネーも使用できません。
Suica以外の全国の鉄道系カードは対応していないため、通勤・通学定期は、Apple Payで利用することが出来ません。
今後の注目点・感想など
Apple Pay便利そうですよね。
使ってみたいなと思わせてくれます。ガラケー時代はマクドナルドのクーポンくらいしか使ったことがなかったですが…
ここ数年はnanacoやWAON、楽天Edyといった勢力が頑張っていただけに、Apple Payに変更するのか、Apple Payを使わずにいくのか悩むところです。
au WALLET プリベイトカードについて別途ご案内する。というプレスリリースが出ていますので、対応しているような気がします。交渉中かも。チャージ系のプリベイトカードが増えてくると、いろいろと面白くなりそうです。
ポイント2重取りするためにも対応してほしいですけどね…
また、iPhone 7 / 7 PlusやApple Watch Series 2でFeliCaチップが搭載されたことにより、FeliCaを使ったアプリが開発される可能性もあります。
Apple Payではなくても、個別のアプリで対応できるようになると、決済方法はさらに広がりを見せ、本当に財布を持たずに買い物ができる日も近いかもしれません。
とりあえず試してみたいという方は、iPhone 7への機種変更よりも安いApple Watch Series 2の購入を検討してみてもいいかも。
参考にさせていただいたサイト